生徒さんたちへの思い
様々なご縁で出会った生徒さんたちへの気持ちを綴ります
- 1英語の集団授業で指導者が直面する問題
- 習熟度や理解力には個人差があります
- 授業中に指導者がキャッチしているもの
- 知識と経験だけでは適切な指導が行えない理由
- 2個別指導における環境と教材の重要性
- 3樹風雅は生徒さんたちの悩みに寄り添う塾です
- 一生懸命頑張りたいのに、何をどのように勉強すれば良いか分からない。
- 頑張っていたはずなのに、いつのまにか分からなくなってしまった。
- 授業についてゆけず、英語に苦手意識を抱いてしまっている。
- 定期テストでは一定の成績が出せているけれど、模試や実力テストでは結果が出せない。
- 自分の理解力や苦手領域に合わせたテキストで教えて欲しい。
- 自分が学生時代に英語で苦労をしたので、子どもには安心できる塾へ早い時期から通わせたい。
英語の集団授業で指導者が直面する問題
英語は積み上げの科目です。習熟度や理解力には個人差があるため、集団授業だと生徒さん1人ひとりの理解を確実に積み上げていくことは現実的ではありません。
集団指導には独特の盛り上がり方や緊張感があります。私自身も多くの集団授業形式での指導を経験し、無限の奥深さに魅力を感じています。生徒側からの突拍子もない発言からクラス全体が盛り上がることもよくあり、教える側からしてもとにかく集団授業は楽しいのです。また、切磋琢磨に張り合う雰囲気もあります。実際、「大人数の中で勉強するからこそ頑張れる」という生徒さんも数多くいらっしゃいます。
しかしながら、一人ひとりの生徒さんにとって必要な指導をきちんと行うという観点では、どれだけ事前の準備時間を増やしても、どれだけ一人ひとりに配慮した授業をしても、全員を1人残らずきちんと指導し続けていくことは現実的に無理があります。
そのような意味では、先ほどの「大人数の中で勉強するからこそ頑張れる」という生徒さんも、自分にとって最適な指導が受けられているかという点では課題が残るかも知れません。
習熟度や理解力には個人差があります
習熟度や理解力には必ず個人差があるため、もし比較的習熟度や理解力の高い生徒さんに合わせれば、そうでない生徒さんが授業について来られなくなり、比較的習熟度や理解力の低い生徒さんに合わせると、今度は比較的習熟度や理解力の高い生徒さんの学習にブレーキがかかってしまいます。
このように、複数人を一斉に指導すると必ずどこかにしわ寄せが出てくるわけですが、実際の授業の現場では状況はさらに複雑です。
授業中に指導者がキャッチしているもの
授業中、指導者は生徒さんの方を向いていますが、そこには答案用紙からだけでは得られない情報があふれています。
「いまAさんはここがよくわかっていない目をしている。」
「Bさんはここは十分に理解できている様子だな。」
「いまCさんは集中力が途切れそうだな。」
「Dさんにとって元々この問題は易しいし、本人も少し退屈そうな表情をしている。」
…という具合に、同じ空間で授業をしていても個々の状況は様々であり、これらを元に指導者としては次のようなことを考えます。
「いまAさんはここがよくわかっていない目をしている。」
→ Aさんにはもう少し掘り下げて説明してあげよう。
「Bさんはここは十分に理解できている様子だな。」
→ Bさんにはここで区切って次に進めていこう。
「いまCさんは集中力が途切れそうだな。」
→ Cさんには今の内容がどれだけ理解できているか、ここで本人に説明してもらおう。
「Dさんにとって元々この問題は易しいし、本人も少し退屈そうな表情をしている。」
→ Dさんの受験校を意識して、ここでこの問題に関する発展的な内容を教えよう。
知識と経験だけでは適切な指導が行えない理由
以上のように、「いま本人に必要な学習が何なのか」を正しく見極めるには長年の蓄積による知識と経験が求められますが、それだけでは個々に最適な指導は行えません。
本人にいま何が必要かが判断できても、前述のように一斉指導形式の場ではクラス全体を導いていかなければならないため、必要だと思ってもその場で指導できないことが多々あります。当然、授業後に個別対応することによってある程度フォローすることはできても、順序立てて理解しなければならなかった内容を全員に個別対応することは事実上不可能ですし、万一出来たとしても学習効率は決してよくありません。
また、つまずきの箇所を正しく理解できるようにするためには、それが解決できるような例題や類題を生徒さんに提供する必要があります。
間違えていた問題が理解できても、少し形を変えて出題されると、また間違えてしまうということは誰もが経験することだと思いますが、それを防ぐためには、指導者が複数の類題を予め準備して提供するなどの努力をして、他の問題にも活かせる「実力」の領域まで個々の生徒さんを導くことが必要です。
個別指導における環境と教材の重要性
これらのことから、「正しく見極めたこと」を実際に本人に指導するためには、「環境」と「教材」が必要不可欠であると断言できます。
事実、成績の向上のために学校中のみんなが取り組んでいる状況の中で、より優位に学習を進めていくためには、これらの要素が整った環境のもとで効率的に学習を進めていく必要があります。
個々の生徒さんがそれぞれに必要としている学習を本当にきちんと指導していくことに確固たるこだわりを持ち、私はご縁を頂いた方々や大切なお子様の学習を自ら設立したこの樹風雅にて一生懸命支援し、ご本人そしてご家族の皆様に喜んで頂けるよう日々尽力しています。
樹風雅は生徒さんたちの悩みに寄り添う塾です
樹風雅は次のような人の英語学習を支援するために設立した英語専門塾です
一生懸命頑張りたいのに、何をどのように勉強すれば良いか分からない。
せっかくの「頑張りたい気持ち」も、何をすれば良いか分からなければ「どうしよう」と焦る気持ちで暗中模索してしまいます。必要な勉強を最適な手順でこなしていかないと、勉強時間を増やしても大きな効果はなかなか得られません。
特に英文法は複数の領域を体系的に理解しないと実力として身につきにくいので、「何が分からないか分からない」という状況に陥りやすいです。
頑張っていたはずなのに、いつのまにか分からなくなってしまった。
当塾へのお問い合わせの際に「最初は定期テストの成績もよく、本人も得意意識があったのに、最近は学校の英語の授業も難しく感じられてきたようです。」というお悩みをよく頂きます。
特に中1の2学期や中2の中盤から終盤などにかけて潜む英語特有のつまずき時期である場合が多いです。
授業についてゆけず、英語に苦手意識を抱いてしまっている。
勉強を教える立場として、これは非常に心苦しいことです。特に、英語は本来のコミュニケーション言語ならではの楽しさをふんだんに秘めている教科です。その楽しさを味わうどころか、苦手意識が出てきてしまうのは実に残念です。
定期テストでは一定の成績が出せているけれど、模試や実力テストでは結果が出せない。
学校の定期テストでは前もって出題範囲が知らされていることで、その範囲に特化した勉強や対策ができます。
しかしながら、模試や実力テストなどでは色々な範囲がまとめて出題されるため、なかなか思うような結果が得られないで困っておられる方は多いです。
特に、高校英語は中学英語が土台になっているため、中学英語の内容がきちんと身についていないまま高校の英語を勉強しても、成績は思うように伸びてくれません。
自分の理解力や苦手領域に合わせたテキストで教えて欲しい。
学習が進めば進むほど、本人に最適な学習の手順は細分化されていきますが、当然、本人にそれは分かりません。特に英語は非常に専門性の高い科目ですので、使用する教材の組み合わせ方やそれらを使った進め方など、指導者の判断によるところが大きくなります。
自分が学生時代に英語で苦労をしたので、子どもには安心できる塾へ早い時期から通わせたい。
幼少期から英語教室へ通わせる保護者の数は、近年増え続けています。
「小学校でも英語が正式な科目になったから」
「周りがみんな習っているから」
という焦りがある一方で、
「自分自身が学生時代に英語が苦手で苦労したから」
「自分がもっと英語ができたら道が開けたのに」
といった気持ちで、自分の子供にはもっと英語で幸せな思いをさせてあげたいと願う保護者の方からのお問い合わせで当塾に通い始められる生徒さんは、とても多いです。
私も子を持つ一人の親として、我が子の幸せを願うそのようなお気持ちは痛いほど分かりますし、それは私が自身の塾を作りたいと思った時の気持ちともぴったり重なります。
小中高校生のお子さんは、まだ将来に目指す方向が決まっていない場合も多いです。
だからこそ、「英語が得意になってもらいたい」だけではなく、「英語で道が開けるようになってほしい」という想いで日々指導しています。
以上のような状況から判断しても、無理のない学習手順と教材を用いることで、「転ばぬ先の杖」は非常に大切だと考えています。
英語の勉強で悩んでおられる方・これから英語の勉強を始められる方は、一度ご相談だけでも結構ですので、どうぞお気軽にご連絡ください。お問い合わせのページはこちらです。お待ちしています。