当塾が大切にしていること
樹風雅では、次のような方針や考えによって「本人が必要としていることを見極め、心を込めて指導する。」という指導理念を形にしています。
概要
英語の勉強は理解の積み上げが必要なうえに専門性が非常に高いために、つまずきやすく、丸暗記だけでは通用しない科目です。
学校や先生独自の教材が使用されることも多く、求められる技能も4つと多岐に渡るため、当塾では生徒さん目線に立って1人の指導者が責任を持って一貫指導しています。
6つの指導方針
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「つまずかない英語」を指導しています
英語は非常につまずきやすい科目です。その大きな理由の1つには「その単元や場面でしか通用しない理解」でもある程度まで学習が進めてしまうからです。
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すでにつまずいている生徒さんには、優先順位を考えて1つずつ丁寧に解消していきます
当塾への入塾者には、「塾に通っていたにも関わらず英語でつまずいてしまった」という生徒さんも多いです。
英語につまずきがある場合は、「いま学校の授業で進んでいる内容」と「つまずき解消のための復習」の両立を考えながら勉強を進めていく必要があります。
当塾では本人の理解の具合や学校の進行状況から優先順位を設け、指導にあたっています。
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知識の丸暗記ではなく、「なぜそうなるのか」が理解できるように指導しています
暗記しただけのことは時間が経つと忘れてしまいやすくなります。
一方、「なぜそうなるのか」とその仕組みを理解したことは頭に残りやすいです。
さらに良いことに、理解したことは応用も利きやすくなります。
後述しますが、英語は知識だけでは通用しない科目です。
確かに知識が必要な部分もありますが、理解できることは丁寧に説明することによって安定した力が身につくように指導することを当塾では大切にしています。
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その学校独自の教材にもきちんと対応した指導をしています
学校で使用されるテキストは検定教科書だけではありません。
大抵の学校では補助教材やプリント類などの「副教材」も積極的に使用されます。
同じテキストを使用する場合でも、学校の先生によってその扱い方は変わります。スピードだけでなく、掘り下げ方やテストでの出題形式や点数配分まで変わります。
定期テストで高得点を取るためには、これらの副教材をはじめとする独自教材への対策が欠かせません。
当塾では、設立当初からこの学校の独自教材への対応に力を入れることで、定期テストはもちろんのこと、その柔軟な指導体制を活かして入試対策の指導にもあたっています。
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英語専門塾として英語の4技能の全てに対応しています
英語の技能は次の4つに大別されます。
- リーディング (読む)
- リスニング (聴く)
- スピーキング (話す)
- ライティング (書く)
このうち、リーディングとリスニングはインプットの能力、つまり用意された英文を目で読み取ったり耳で聴き取ったりして分析する能力が問われます。
逆に、スピーキングとライティングはアウトプットの能力、つまり自分で作った英文を、口頭や記述によって発信する力が主体になります。
上記3で、当塾では知識の丸暗記ではなく、その仕組みや理由をきちんと説明して生徒さんが理解できるようにすることを重視しているとお伝えしましたが、その場に応じて適切な英文を作成する能力が試されるスピーキングやライティングでは、まさしく知識ではなく理解が求められます。
英語専門塾である当塾は、これらの4技能の全ての指導に対応しています。
定期テストや英作文課題そして弁論大会などの対策指導はもちろんのこと、英検やTOEICなどの対策指導にも力を入れています。
このようにして、当塾では多岐に渡って生徒さんの英語学習を支援しています。
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入学から卒業まで1人の指導者が責任を持って一貫指導します
英語は中学と高校の6年間だけでもひと続きの教科学習です。
当塾では、1人の指導者がその過程を責任を持って一貫指導しています。
これにより、生徒さんには高品質の指導を安心して継続的に受けて頂くことができます。
英語専門にこだわる理由
当塾が英語専門塾にこだわる理由は2つあります
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英語は理解の積み上げが必要
当塾では、中3の入塾生でも必ず中1の英語から理解の積み上げ具合を確認していきます。
もちろん定期テストの直前期に入塾された場合などは臨機応変な対応もしていますが、理解の積み上げ具合の確認と積み上げ直しの支援は必要不可欠です。
英語は次の単元からの巻き返しは図れません。したがって、「次のテストから頑張ろう」「高校から頑張ろう」というせっかくの意欲や努力も報われにくいのが英語の大変なところです。
それだけ英語は理解の積み上げを慎重かつ確実に進めていかなければならない科目です。
それでいて英語には4つの技能に分かれ、それぞれが関連し合っているため、それらをきちんと指導するには英語専門塾であることの必要性を感じています。
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英語は専門性が非常に高い
かつて「英語なんて教科書の丸暗記だけで高得点が取れるから、ひたすら覚えろ」と言われた時代がありました。
当然、出題傾向を分析した結果の対策法として教科書の丸暗記が必要な場合はありますし、点数で数値化された客観試験である以上、ある程度まではテクニックによる対策も可能です。
しかしながら、近年は出題形式も多岐に渡り、本質をきちんと理解していないと解けない問題の比率も高まっています。
事実、定期テストの試験問題を見て驚かれる保護者も多いです。
このような定期テストの難化にきちんと対応すべく当塾は英語専門塾にこだわっています。
個人塾として開いた理由
英語塾「樹風雅」は生徒さん目線に立って設立した個人塾です
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集団塾では学習の消化が難しい
塾通いの最大の課題は「学習の消化」です。学習したことをいかにして消化していくかは大変です。
どれだけ優れたカリキュラムでも、それをこなしていくことができなければ十分な学習効果は得られません。
1人の指導者が一貫的に個別に指導を継続することで、それぞれの生徒さんがこなしていくべき学習内容を確実に消化できる体制をとっています。
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大手の塾だと指導上の制約が多い
個別指導塾でも大手の塾では多くの場合は指導体制の均一化が図られています。これは、同じ看板を掲げていても教室によって大きな違いが生じるのを防ぐためであり、その考え自体は非常に大切なことです。
このことは、1つの教室内であっても同じことが言えます。先生によって指導体制が大きく異なると、それは問題視されます。たとえそれが生徒さんのために良かれと思ってしていることでもです。
私自身もかつて大手の進学塾の現場で指導していた時に辛い経験をしました。「この生徒さんにはこのように指導した方が良い」と思ってしたことで、生徒さんたちにも保護者の方々にも喜んでもらえましたが、「七里先生だけそういう指導の仕方をしたら自分たちが困る」と、他の先生方から苦情が寄せられました。
その時、私は個人塾を開くことを決意しました。
生徒さん目線に立って考えたことが否定される環境では、決して最適な指導はできないと考えました。
当塾では、以上のことを念頭に日々生徒さんたちの指導にあたっています。
英語は多くの進路において長くかかわる科目です。それだけに、英語で可能性が失われるのではなく、英語で可能性が広がってもらいたいと強く願っています。